2006-03-24 第164回国会 参議院 予算委員会 第16号
明治政府の官営工場として明治五年、西洋近代建築の粋を結集して建造したれんが建築物でありまして、これはもう極めてしっかりと現存しているものでございます。 やはり私は、いろいろな議論が当然あるわけでありますけども、一日も早く我が国の世界遺産として暫定リストに登載すべき建造物であると、このようにとらえているわけでございますが、文部科学大臣、よろしくお願いいたします。
明治政府の官営工場として明治五年、西洋近代建築の粋を結集して建造したれんが建築物でありまして、これはもう極めてしっかりと現存しているものでございます。 やはり私は、いろいろな議論が当然あるわけでありますけども、一日も早く我が国の世界遺産として暫定リストに登載すべき建造物であると、このようにとらえているわけでございますが、文部科学大臣、よろしくお願いいたします。
したがいまして、この例えが適当かどうかはわかりませんが、私はよく内部で、かつて富岡でも製糸工場というものが官営工場でできた、それが民間の産業をつくるのに役立った、だから、こういう事業再生みたいなものも、ある程度官が後ろにいるような形で複雑な利害の調整なんかが進んでいくような仕組みをつくる必要があるんじゃないかと考えたわけでございますが、同時に、しかしその手法というのはマーケットを重んじた、市場の規律
国立大学の問題でありまして、今議論がされているわけでありますが、そもそも、国立の大学が、日本の場合は、特に明治維新以降、富国強兵政策というふうな中で、官営工場がつくられたりしたわけでありますが、なぜ国立大学がつくられたか、これに関しては、きちっとしたそれに対しての文章はないというふうにも言われております。
しかもその規模も、申し上げるまでもなく、ただいま言ったとおり、明治中期の官営工場を払い下げて以来初めての一大政府物件の放出ですよなんて新聞は書いている。空前絶後だ、私はそのとおりだろうと思うのです。
現在の、特殊法人を含めて三公社五現業それぞれのいろいろな計画案をお持ちでございますけれども、そういう一環として現在の剰余金を緊急の策として採用された、そしてそのほかに官営工場の民営化とかいろいろなお話を聞いておりますけれども、今回特に十六法人を対象にされた、当初検討されたというその経過なり、いま四つにしぼられたということについての中身といいますか内訳、それをいろいろお伺いしたいと思います。
○片山甚市君 おおよそ三井や三菱など独占大企業集団は、かつて明治のころから政商と呼ばれ、政界に利権を持って食い入り、時の権力と一体となって、官営工場の払い下げを中心とする、今日的に言いますと、国有地を払い下げるようなやり方ですが、受けたりしながら今日の財をなしてきた歴史を見ております。財界は政治家を動かすために、国民のものであるべき政治を金で動かそうとしてきました。
それでわれわれとしましては、かっての官営工場であった関係もございますし、会社といろいろ話し合いましたところが、会社としてももう一回考えるということでございますが、そのやり方としましては、個々の人の状況に基づきまして、内規は十日であるが、余裕を持って考えるということを向こうは明言しておりました。
この十二条の純粋な法律解釈をしてみますと、通産大臣の承認は要しないという解釈が有権的な解釈とわれわれは信じておりますが、ただ問題は、そういう契約書の一条項の解釈というよりも、かっての官営工場の従業員が転勤を命ぜられた、その転勤が非常に家庭的な生活にも影響する、あるいはまた事実上の生活の低下を招く、こういうものは社会的な問題あるいは道義的な問題としてわれわれは取り上げておるわけであります。
すなわち、私たち民社党の農業基本法の提案に際し、天田勝正参議院議員が提案理由にも申し述べました通り、日本の産業界の発展、ことに、近年隆々たる成長を示しています工業は、明治の当初、官営工場から始まり、政府の厚い庇護を受けて成長し、民間に払い下げられその後、今日に至るまで非常な援助のもとに成長して参りましたもので、いずれも明治政府の地主に対する地租、それはまた、世界に類例のない小作料となって、農民を搾取
もちろんこれは現在作っているのと同じ量を永久に作らせるのでは、官営工場の操業度を引き上げる目的をほとんど達成しませんので、そういうばかなことをする考えは持っておりません。
官営工場の操業度を民営工場の生産量を減らすことによって上げる、それによって労務費が非常に節減される、一万円節減される、こうありますが、こういうばかなことはあり得ないのです。アルコール専売事業全体の固定費は、官営工場の固定費を下げるために民営工場の操業度を下げて、そのかわりに民営工場の固定費を上げるということにいたしましても、アルコール専売事業全体の固定費というものは変らないのです。
現状について申しますと、昭和三十三年度の実績二方六千四百キロリットルのうち、官営工場で作っておりますのが一万四千四百キロリットル、大体五五%、民営工場のうちで、大きく分けて二つになりますが、酒を作っておる工場で兼営的にやらしておるのが三千百五十キロ、それからパルプ工場でその廃液から廃物利用として生産いたしておりますのが八千八百五十キロという状態でございます。
もう一つは、これは同一の原料、特にイモを使いました場合には、官営工場の方がコストが安く上るという点が一つ。それからさらに、農業関係の問題もございまして、やはり現在官営工場はすべてイモの集散地にできておりますが、これを一挙に廃止するということは、非常にカンショの需要というものに大きな影響があるので、そういう点を考えますと、一挙にこれを廃止することは困難かと考えます。
○八木幸吉君 私は、官営工場というようなものは、一般的に申して、能率の悪いものであるから、できるだけ、条件がよければ民営工場にしてしまう、あるいは民間会社に払い下げてしまうというのが、筋としてはいいのではないかと思うのです。そこで、しょうちゅう用のアルコールを作ると。
○八木幸吉君 官営工場と民営工場を比較いたしますと、労務費及び経費については、カンショの工場でも糖蜜工場でも、いずれも民営工場の方が安くなっております。全体としてのコストの比較をいたしますと、なまカンショの工場では、原料関係が約六千円ばかり民営工場が高くなっておる関係で、総経費の比較で約二千円民営工場が高くなります。
現在、官営工場はわずか五割くらいしか稼動率がない。もし、これを集中すれば、現在キロリットルあたり三万一千円くらいの工費が、約八千七百円くらい安くなるのじゃないかという、こういうような資料をいただいておりますが、集中生産を積極的にやるのにどんなところに隘路があるか、大臣にお伺いしたいと思います。
○八木幸吉君 時間を非常にお急ぎのようですから、簡単に伺いますが、民営工場より官営工場の方がコストが高いように存じますが、その点いかがですか。
第一は、アルコールの官営工場と民営工場のコストの比較、それから操短率、それからもし今相当操短しておれば、これを集中生産に切りかえたらどういったような利害得失があるかという問題、それから原価の要素になっているたとえば原料代とか燃料代、労務世、その他の仕訳、それから売掛金の回収状況、そういったことをなるたけわかりやすい一つ資料を提出していただきたいと思います。
生産の関係もやりますから、官営工場の能力の非常に大きい所では、職員も非常に多い。たとえば九州の関係では、全部で五百人前後、これは労務者も含めての話でありますが、そういう大きな陣容になっておるわけであります。そういうわけで、現場の仕事は、通産局で担当の部課がございましてそこでやっていくということになります。
工業用のアルコールにつきましては、通産省所管の官営工場を中心として、一部民間上場の生産を加えまして、大体年間二万六千キロリットル前後というのが現状でございます。酒用の分については、これは大蔵省所管でございますので、詳細は承知いたしておりませんが、大体これの数倍程度の量かと存じております。
しかしながら、それは推測がよほど入りまして、たとえば通産省所管のアルコール専売事業特別会計におきまして、官営工場及び民間工場を含めました生産計画で、糖密を年間四万トン程度入れております。それからサツマイモをとれに加えて使っておりますが、これの比率が年々変って参りまして、精密原料による方が非常に割安になりますので、最近は糖密の占める割合が七割を越える状況でございます。
○政府委員(吉岡千代三君) 特別会計だけの立場から申し上げますと、これは民間工場の委託生殖をやめまして集中生産をやりますれば、それだけさらに官営工場の原価は下げ得ると考えますが、ただこれには民間工場自体、戦争中ガソリン代用の燃料といたしましてのアルコール製造という目的で建設されたものが多いわけでございまして、一挙にこれを委託生産を切りかえますことは非常に大きな影響を与えるという関係もございます。
○政府委員(吉岡千代三君) 前回の委員会におきまして、河野先生から官営工場と民営工場との原価の比較に関する資料を御要求になりましたので、本日お手元に配付しております。後ほどこれにつきましては御説明申し上げたいと思います。
○政府委員(吉岡千代三君) 先ほどおもな原価要素について申し上げましたが、具体的に申し上げますと、たとえばイモを買います場合にも、大体民間工場と官営工場との買付値段を比較いたしますと、一貫目当り三円程度官営工場の方が安く購入いたしております。
○中崎委員 ここ二、三年このかた官営工場が払い下げられているという事実があるようでありますが、それはどこどこの工場であり、さらにその会社の現在の営業成績状況は一体どういうふうであるかを御説明願いたい。
○吉岡政府委員 御指摘のように、現在の工業アルコールは官営工場で過半を作っておりますが、一部民営工場に委託して生産をいたしております。そのコストの点につきましては、申すまでもなく両方の経理の制度が異なっておりますので、正確な意味の比較をすることは困難な点がございますが、一応私どもの可能な限り調べましたところによりますと、平均いたしまして現在のところ官営工場の方がコストは低くなっております。
それらの点につきましては、特に慎重に考慮しなければならぬという見地から、本年の四月にアルコール事業庁というものを設置いたしまして、このアルコール専売官営工場の問題等につきまして根本的に合理化対策を立てると同時に、将来のあり方についてただいま鋭意研究中でございます。
しかし、そういう場合に官営工場におきましては比較的機動的な措置がとれる、それで糖蜜自身の値段にいたしましても、これは御承知のように主としてフイリピンから、一部台湾から買い付けておるわけであります。
それで申し上げますと、二十九年度の実績で見まして、なまイモを原料にいたしております場合は、キロ当り官営工場の方が七万四千九百円、民営工場の方が八万五千二百円、それから糖蜜を原料にいたしております方が、官営工場の方が四万五百円、民営工場の方が四万二千三百円。これは比例費だけを申し上げましたので、その他に若干の固定費等もございます。
この点について通産次官に伺いたいのですが、官営工場でお使いになる原料を、同じ政府の手持品をお買いになるについて、民間の会社を通じてこれをお買いになる。従つてその間に相当国の損を出した。
そうして官営工場で、あるからあなたの方も損をしないよううにということでありますが、一体あなたの方が損をしないように、得をするように、食管会計が損をしてもいいというようなそういうりくつは出るのですか。その辺について一体そういうようなことを特別会計の担当の両者がお互いにお前の方損をしてくれ、こつちは損をしないのだ、そういうようなことで国有物の売買値段をとりきめることができるのかどうか。
アルコール工場のものにつきましては、これは通産省と協議いたしたわけでございますが、これは官営工場であります。この官営工場の計算の場合におきましては従来糖蜜その他の原料との比較におきまして、糖蜜その他原料が非常に安くなつたということでもつて、それとの代替関係におきまして、これだけの原価計算になる。